CATEGORY ： F1 Rd1 オーストラリアGP 2009/03/30 Mon TB ： CM ： 0 △

今年は面白いかもしれませんねぇ。
とりあえず、ブラウンGPおめでとう！！

予選はありかと思ったけどそのまま逃げ切るとは思わなかった。
今年は前半戦は結構面白いかもしれません。

レギュレーションの変更でマシンのデザインが大幅に変更。
TVわかるように、リアウイングが幅が狭くなって、位置が高めになりました。かっこわるい。
フロントウイングは低く、大きくなりました。また、走行中に角度調節が可能になり、コーナーではダウンフォースをかせぎ、ストレートでは、空気抵抗を減らすということができます。ただし1周につき2回まで。
今回のレースを見る限り、大きすぎてぶつかる・ぶつかったがウイングが残っているか否かが、ドライバーから確認できないという問題が露呈しましたね。モナコで大変なことになりそうな気がする。

タイヤはスリックタイヤに戻る。
デザイン変更で、コーナーリングスピードが下がると踏んで元に戻したんですかね。タイヤはF1らしくなった。

レースを見る限り、走りにくそうというか、人が運転してる感じになりましたね。リヤがかなりすべっているので、コーナーでの立ち上がりはなかなかどきどきです。

で、今年の大きな変更はKERSです。TVでは、カーズって言ってたかな。
KERS（Kinetic Energy Recovery System）は、ブレーキ時のエネルギーをモーターで電気的に回収して加速時にそのエネルギーを使用して、80馬力程度パワーがアップするものです。1周につき6秒使用することができますが、今回のレースでは５台？が搭載していた模様。
メリットだけ見ると搭載した方が有利に見えますが、重量が４０Kgとなりバランスの問題があります。また、ブレーキング時にふらつくようです。特にタイヤがへたったときには厳しそう。ピケJrがこれで、スピンしたみたいでしたね。
雨の日に使うとどうなるんだろうか・・・

あと、セーフティーカーが入ったときのルールが変わっています。以前は、急いでセーフティカーに追い付こうとしたり、ピットで給油・タイや交換に殺到なんてことがありましたが、今年からは、タイムが指定されるので、そのペースに合わせて走らないとペナルティになるそうです。今回のレースでは問題なかったようですね。

さてレースの方ですが、２強が沈みましたね。KERSの影響が大きいみたいですね。特にマクラーレンはバランスが悪そうで、ハミルトンはハンドル操作が大変そうでした。ブラウンGPは、元々ホンダが制作していたマシンにメルセデスエンジンを積んだのが見事に当たりだったようで、バランスも良く逃げ切りました。KERS搭載がいつになるのかそれとも搭載しないのかが、今年のキーになりそうですね。
中島選手は残念でした。縁石に乗り上げてすべってしまいましたね。次に期待しましょう。ウイリアムズもKERSは開発中ですが、他チームとは異なる形だそうです。小型軽量なのでアドバンテージになるかどうか。
ラスト５周はあまり面白くありませんでしたが、若者の闘志というか若気の至りが見えましたね。２台譲らずそのままクラッシュ。２位・３位だったので、もったいないですね。ベッテルとクビサだったかな。チームのためを考えるなら、素直にドアを開けるべきだった・・・

というわけで、ほとんどスポンサーがないブラウンGPが１・２フィニッシュ、TOYOTAが３位となりました。
これを機にスポンサーが増えるといいですね。っていうかホンダ戻って来い！！

今年のF1も面白いぞ！