CATEGORY ： Eee PC USBメモリにXPをインストールして起動する 2009/02/01 Sun TB ： CM ： 0 △

会社の先輩が、EeePC 4G-Xを使っていて容量が少なくて困っているのでUSBにOSをインストールするテストを行いました。テストと行ってもソフトを使ってしまったので対した作業ではないと思いますが。

最初調べていた時は大変そうだなと思っていましたが、便利なソフトが発売されたので使ってみようと覆いました。
BOOT革命/USB Memory Ver.2です。
通常のパッケージ版は9500円くらいですが、同時購入スリムパッケージというのがあるので、インストールするUSBメモリをお持ちの場合は安い数百円程度のメモリと同時に購入すれば、ソフトは半額くらいで購入できます。
OS インストールディスクからでもUSBにインストールできるそうですが、今回は現在の環境をコピーしてみることにしました。

準備するもの
外付けDVDもしくはCD-ROMドライブ
USBメモリ　いろいろソフトを導入するのであれば８G以上

USBメモリですが、普通のスティック型を使うと格好が悪いので、おいらはBUFFALO マイクロUSBメモリー ブラックモデル RMUM-1G/BKを同時購入して手元にあるマイクロSDHC８Gを使用しました。５mmしかはみ出ないので邪魔になりませんし、カードを差し替えもできるので容量を増やすのも用意です。

今回は901で行っているので４Gとは異なります。４Gの場合は下準備がいらないと思います。
まず、下準備。
念のためですが、Dドライブにインストールされているソフトをアンインストールします。
WinDVD
アクロバットリーダー
StarSuite8
次にBIOSのBoot BoosterをOffにします。これも念のためです。

で、本題に
外付けドライブにソフトCDをいれてBOOT革命のインストーラーを起動して、インストールします。この辺はソフトのマニュアルを参照してください。

次にBOOT革命を起動して、システムファイルをUSBにコピーします。
起動するUSBメモリーの作成の”システムドライブのコピー”をクリック。
登録の画面が出ますが後でもかまわないので、後で登録をクリック。
コピー先のUSBを指定して、次へをクリックすればコピー開始です。１０分程度で完了します。
途中でコピーのエラーが出ますが、無視して問題ありませんでした。

完了した状態で、USBメモリから起動するためには、FDかCDが必要になるので、ランチャー内の便利ツールにある、USB起動コードの書き込み・復元をクリックしてコードの書き込みを行います。これは、マスターブートレコードに書き込みを行っているようです。

これを行えば、FD・CDがなくても起動できますが、起動時に何らかのキーを押さないといけません。これはどうしようもないみたいです。

コードの書き込み終了後再起動を行うと、Press any key boot…とメッセージが出ますので、カウントが０になる前にキーを押せば、USBメモリの環境から起動します。押さないと、以前のSSDからの起動になります。
起動後の状態は

となり、USBメモリがCドライブで、4GSSDがGドライブになっていることがわかります。
8GmicroSDで残り5G弱なので、オフィスを入れても使えるかもしれませんが、現在は16Gもあるので、そちらを使えば快適に使えると思います。
今回工場出荷状態から行ったのですが、起動が極端に遅いという訳ではありませんでした。

ちなみに元に戻すには、元のSSDから起動してランチャーの起動コードの復元を押すとマスターブートレコードが元に戻ります。USBメモリは使用しないのであれば、フォーマットしても問題ありません。

手軽に現在の環境を移行できるので、テスト環境を作るのにもってこいですね。おいらは現在仮想化の勉強をしておりますが、仮想化ソフトを使用するよりも敷居が低く手軽に安価にいろんな環境ができるのはいいですね。この方法で新しいOSの評価もできますね。

今回はこんなところです。