CATEGORY ： F1 Rd6 モナコGP 2009/05/31 Sun TB ： CM ： 0 △

スタート直後は混乱はありませんでしたね。
やっぱり、ブラウンGPの１−２フィニッシュで終わりましたね。
でも、３位以降でいろいろな変化が見られました。

レッドブルは足回りの弱さが露呈しましたね。リアタイヤがすぐにへたってしまうようで、すってクラッシュしてしまいました。セッティングもうまく決められなかったようです。

フェラーリの復調は本物かもしれません。今回マッサがファステストを記録しています。スタートでKERSをうまく使えずトップに出ることはできませんでした。モナコのようなテクニカル／低速コースではKERSの恩恵は少ないようです。

他チームでもステアリングを小刻みに切り返しながらのドライビングとなっていました。これはレギュレーションの改訂が狙っていたものなので、ドライバの力量が試される面白いレースとなったことを伺わせます。

次回のトルコGPはマッサが得意としているサーキットなので、期待は持てますね。

ポディウムの顔ぶれがかわってくれないと、８月にはチャンピオンが決まってしまう勢いです。

今回の結果から、ブラウンGPのバランスの良さがでましたね。開幕当初はエアロダイナミクス（空力特性）非常に高くコーナーリングスピードが早いなんていわれ方をしていましたが、今回のモナコで足回りについてもよくできていることがわかりました。

そんな中、トヨタが下位に沈みました。予選でもセットアップがうまく行かなかったようです。足回りに何か問題があるのかもしれません。レッドブルと似た症状かもしれませんが、レッドブルより深刻かもしれませんね。次回改良されることを願います。

来期についてのもめ事ですが、結局妥協案が提示されなんとか丸く収まったようです。

FOTAチームが「条件付き」2010年エントリーを提出

これで、以前インディーカーレースで起こったことは回避されそうです。
詳細は６月１２日に発表があるそうです。

チームエントリーについてはこれで、一安心ですが、サプラヤーについてはまだ先の話になるので、噂が飛び交っているようで、メルセデスが撤退という話も出ているそうです。メルセデスはブラウンGP／マクラーレン／フォースインディアにエンジンを供給しています。もし撤退となれば肝心のエンジンがかわるので、チームにとっては大打撃だと思います。ただ、ブラウンGPが絶好調なのでワークス供給になったりする可能性もあるのではと思っている今日この頃。真相が分かるのは秋くらいでしょうかねぇ。