CATEGORY ： WHS クライアントに合わせて電源を切る【WHS Add-ins LightsOut】 2009/04/21 Tue TB ： CM ： 0 △

電力事情で悩んでおりましたが、LAN内でサーバーを自動的にON・OFFするアドインがあります。
やっと使い方がわかったので、メモ程度に残しておきます。

Wake On Lan(以下WOL）を使うのでNICの設定が必要。
PowerEdge T105の場合は、BIOS上でPAEを有効にして、BIOSのあとの画面でCtrl-SでNICの設定をする。

Lights Out リンクは英語サイトです。

ダウンロードして、サーバーのソフトウェア＞Add-insにmsiファイルを保存します。
コンソールの設定のアドインでインストールを行います。
コンソールは再起動しなくてはならないので、再起動して電球のマークのLights Outを選択します。

すでに稼働して2週間以上たっているので、おいらの稼働時間はいろいろでています。通常ではシンプルな画面になっています。
で、設定に入る前に（後でもいいと思いますが）、クライアントにもソフトをインストールします。サーバーの共有フォルダのソフトウェアフォルダにLights Outフォルダができているはずなので（ない場合はDドライブの直下にできているはず）、その中のLightsOutClientInstall.exeをダブルクリックしてインストールします。（この作業はクライアント側です）。インストールが終了しても特に変化はありません。サービスとして登録されている模様です。（間違ってたらゴメンナサイ）

で、設定を行います。
マニュアル（PDF）によると

sbscrexe.exe (SB Core サービス) は 30 分毎に Windows Home Server を起こすという欠点があります。アドインがこれ
を制止する方法はありません。Microsoft が公式パッチをリリースするまで、 手動でこれを中止する必要があります。こ
れを実行する方法については、Web を検索 していただきますとヒントが記載されています。

とありますが、おいらは行っていません。たぶんスリープから復帰させるとに邪魔になるみたいです。おいらは基本的に、ONとOFFにしか使いませんので、このサービスを停止してません。（なんかあったら面倒なので）
コンソールの中央に設定とあります、これをクリックすると

サーバー設定のLightsOutのタブを直接開いてくれます。
日本語訳がおかしいところがありますが上から説明すると

●クライアント監視中
お待ちくださいの下は、クライアントがシャットダウンした後何分の設定で、
その後の動作をどうするかになっているようです（おいらはシャットダウンでしか使えませんでした）。テストしたとこと、クライアントがシャットダウンしてから10分後にサーバーの電源も落ちました。
監視から除去するクライアントはそのままです。クライアントの監視をしないつまり、
サーバーOFFでクライアントがONするとサーバーONが基本のようですが、ここにクライアント名を入れるとONもしないし、クライアントがOFFしてもサーバーはOFFしないということだと思います。

●オプション
よくわかりませんが、チェックは入れてあります。一説によると”設定したバクアップ時間には必ずオンにする”は入れておかないとON・OFFしないそうです。
”ログインを可能にする”も良くわかりませんが入れています。

●稼働時間チャート
これは、チャートの設定です。とりあえず全部入れて、表示も14日にしています。

で、これで何ができたかというと、

サーバーOFF時
クライアントを起動するだけで、サーバーがONする
サーバーON時
クライアントがシャットダウンするとサーバーもシャットダウンする
ということができました。

時間を設定して起動させるのは、今のところできていません。
あと、カレンダーがあるのですが、ここでは、ON・OFFの時間を設定できます。上記条件とANDだと思いますが、電源OFFはできても電源ONはできませんでした。マニュアルにあるサービスと関係があるんですかね？

ま、とりあえず、必要な時に起動することがこれで可能になりましたので、少しは家計の助けになるかなって感じです。